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韓国の高校生が李秀賢さんの母校を訪問
独立行政法人国際交流基金関西国際センター主催の「李秀賢氏記念韓国青少年訪日研修」が、1月13日(月)~25日(土)の日程で行われました。この研修は、日韓の架け橋を目指した李秀賢さんの遺志を次世代に引き継ぐため、2002年から毎年実施されており、今回で13回目となります。参加者は韓国で日本語を学習し、日本及び日本文化に関心を持つ高校生で、日本の文化、社会及び日本語への理解を深めると共に、日本の同世代の青少年との交流を図るため、韓国全土から選抜された30名が日本に招かれました。
昨年度からは、東京での日程に秀賢さんが学んだ日本語学校訪問が加わり、1月14日(火)、参加者が秀賢さんの母校・赤門会日本語学校を訪ねました。同校では、李秀賢さんの恩師・田中展子先生から秀賢さんの生前のエピソードを、また、2013年度LSHアジア奨学生からは留学体験などを話していただきました。

講演会「今、留学生に伝えたいこと」を開催
2014年1月27日(月)、講師に明治大学助教の金惠京氏をお迎えし、留学生向け講演会「今、留学生に伝えたいこと」を開催しました。金惠京氏は20年近く前に語学留学生として来日し、大学院の修士課程を終えて渡米、弁護士資格を得て国際弁護士として活躍されました。その後日本に戻り、博士号を取得されて現在に至っています。今回はご自身が日本語学校生として過ごした日々や、その後の日米での経験を通して、感じられていることなどを話していただきました。会場は荒川区日暮里の赤門会日本語学校の教室をお借りしました。当日は、日本語学校に通う留学生と先生、関係者合わせ約80名が参加しました。
なお、本講演会に出席のため来日をした李秀賢さんのご両親に、日本航空株式会社様から往復航空券をいただきました。

李秀賢さんのご両親が小学校での道徳の授業を参観
2014年1月28日(火)、東京都北区立谷端小学校で行われた「命の大切さを考え、李秀賢さんのとった行動について考える」道徳の公開授業を李秀賢さんのご両親が参観しました。ご両親が日本の小学校の授業を観られるのは、昨年の埼玉県城之上小学校に次いで、2回目となりました。今回の授業も李秀賢さんを主人公とした道徳の教材『ラッシュアワーの惨劇』が使われ、5・6年生合わせて約40名の生徒が出席しました。


2014年度(第13回)LSHアジア奨学会授与式・交流会を開催
2014年10月17日(金)、主婦会館プラザエフ(東京都千代田区)において第13回奨学金授与式を開催しました。今年は50名の奨学生が選ばれ、設立から本年度までの奨学生総数は、689名となりました。式典当日は、韓国大使館教育学科官室参事官・崔成有(チェ ソンユ)様、中国大使館二等書記官・喬頴(キョウ エイ)様、ベトナム大使館参事官・DO VAN TRUNg様、公益財団法人日韓文化交流基金理事長・小野正昭様他多くのご来賓の方にご出席いただきました。
また、首都圏で学ぶ奨学生に加え、静岡、水戸にある日本語学校に通う奨学生も駆け付け、33名が出席しました。 奨学生50名のうち、13名は冠奨学金の受給者です。冠奨学金はLSHアジア奨学会の活動趣旨に賛同いただける企業、大学・専門学校、団体に奨学金並びに選抜費用の一部をご提供いただき、同団体の名前を冠に付けた奨学金です。今年度は日本語学校協同組合から10名分、日本電子専門学校、株式会社さんぽう、株式会社ミューズの里、から各1名分をご提供いただきました。
なお今年度も、授与式参列のため来日される李秀賢さんのご両親に日本航空様から往復航空券をご提供頂きました。


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